いわき市遠野町の地域づくり<鮫川を考える会支援事業>



−遠野の清流・鮫川を考える会支援事業


 遠野地区を流れる“鮫川”の自然環境と河川敷の整備・美化と活用を目的に平成11年10月21日に設立された「遠野の清流鮫川を考える会」の活動を支援します



総会であいさつする櫛田幸太郎会長


参加された会員の皆さん

 



 ○ 鮫川流域交流会 河川形態の変化学ぶ

  平成16年3月28日(土)錦町の呉羽化学工業錦工場において、鮫川流域の鮫川村、古殿町、遠野、田人、勿来、市内から60名が参加し、鮫川流域交流会(下流編)を開催し、財団法人ふくしま海洋科学館(アクアマリンふくしま)倉石様の講師で「鮫川の魚たち」と題して講演をいたしました。 引き続き、研究発表にうつり勿来高校理研部の「川の水質の変化について」、川に生息する水生昆虫による水質調査などの成果を発表した。
 さらに、呉羽化学工業錦工場の「水浄化への取り組み」、水質浄化システム「じゃりっこ」を見学し、河川環境の保護について、理解を深めました。


(鮫川流域交流会・下流編)


 ○ サツキが彩る鮫川渓谷に

 鮫川流域の自然環境の整備と美化をすすめるため、鮫川渓谷にかかる竜神橋川添に、天然に生殖していたサツキの新芽を種し発根したサツキ苗や山桜を会員で植樹した。かつて竜神橋付近の渓谷には、サツキが群生し、自然景観も良く、訪れる人も多かったが、盗掘などで、サツキの数が減少していたため、会員が挿し木により増やし300本の苗を岩場に植樹し、また、山桜の苗30本を植え、景観の復活に着手した。
 かつて岩城平藩主の内藤家文書の表記などから、竜神橋付近の渓谷には、サツキが鮮やかに群生し、見事な景観をつくりあげていたため、水戸黄門で親しまれている水戸藩主、徳川光圀公が見学に訪れたとする伝説がある場所でもあります。



鮫川のサツキ)

鮫川渓谷)

(サツキの植栽1)

(サツキの植栽2)


 ○ 鮫川渓谷の風物

 



鮫川の鮎釣り)

鮫川の鮎ヤナバ)

(鮫川の自然1)

(鮫川の自然2)

(鮫川大滝1)

(鮫川大滝2)


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