標高306mほどの山で、高い訳ではありませんがその姿の美しさは名山富士山になぞられています。市内にも富士と名のつく山は、平の絹谷富士と滝富士の二つで、全国的には津軽富士、南部富士と多数あります。根岸から滝へ流れる鮫川の右岸からの展望はまさに富士そのものです。山頂に登ると、南に菊田浦の海、北は上遠野盆地が一面に広がっています。
鮫川渓谷龍神峡は、下滝の建龍寺から徒歩約10分の距離にあり、川の中に突き出た岩、それを激しく洗って流れる水は、まさしく龍を思わせるものです。龍神橋のたもとには、西行戻しの由来を記念する碑と龍神峡の記念碑が建っています。
この数年前、山桜の山として「週間新潮」などによって全国的に紹介されました。その名前の往生とは、人が死後極楽浄土の世界に往き、蓮華の中に生まれることです。そうした名前の由来は、ともかくも蓮華の花でなく全山山桜の咲くのも現世の極楽世界です。標高599mの山へは、天王川に沿う山道を登山するとよいでしょう。
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