遠野地区では、伝統工芸品である遠野和紙を後世へ伝えるため、ボランティア活動団体を中心とした有志が、楮の栽培や和紙の紙漉きを行っていました。この度、紙漉きの技術継承や、原材料の確保、紙生産者の後継者育成、後継者の掘り起こしと産地への定着、販売促進等、団体の基盤の強化につなげるために和紙保存団体(伝統工芸遠野和紙・楮保存会)を設立するはこびとなりました。
和紙文化のさらなる発展を目的に、次のとおり保存会の設立と講演会を開催しますので、お知らせします。
1日時
令和4年6月25日(土)13時30分から
2場所
金澤翔子美術館(いわき市遠野町根岸横道71)
3プログラム
13:30~14:00 保存会設立総会
14:30~15:00 受付
15:00~15:30 講演会 細川紙技術保持者 谷野裕子氏「和紙を知る」
15:30~16:30 パネルディスカッション
4参加について
参加料無料 定員50名
5その他
福島県いわき地方振興局「遠野和紙の持続可能な伝統継承支援事業」業務委託の一環として実施します。
令和3年12月22日(水)今年の和紙ボランティア作業が終了しました。学舎周辺は片づけをして、見違えるようにきれいになりました。ボランティアの最終日には、毎年こんにゃくを作りが恒例です。こんにゃく用の釜を4台用意して釜を沸騰させます。用意したこんにゃくを丸めて湯に投入します。約20分かけて煮ますがその間火を絶やすことはできません。一度上げたこんにゃくは、水を入れた大きな容器に移し再び熱湯に投入します。釜の火加減が重要で火が強すぎると蓋のわきからあくが溢れます。出来上がったこんにゃくは皆でおいいしくいただきました。楽しみにしている方も多く皆で来年も続けていきたいと思い。一年を振り返りました。
令和3年12月16日(木) 上遠野中学校の紙漉きを行いました。生徒は葉書きを漉きました。3年生が1年生時に育てた楮を使っての作業です。1年生以来の体験で初めは戸惑っていた生徒ですが、皆素晴らしい出来に仕上がりました。楮の収穫→トロロアオイの収穫→紙漉きと和紙の製造工程を学びました。漉いた葉書きを大切な人に送っていただければ幸いです。また、遠野町の伝統工芸である遠野和紙を大人になっても忘れないでほしいと切に願います。
■いわき市遠野支所
■上遠野公民館
■入遠野公民館
■いわき観光まちづくりビューロー
■いわき市総合観光案内所スタッフブログ
■いわき地域情報総合サイト
■福島県教育旅行
■オーライ!ニッポン
■いわき市の天気(日本気象協会)